2013/12/24

スマホセントリックで生きましょ

どうもまたまたご無沙汰してますた。Rebootしたつもりがすっかり起動に失敗してたみたいです (^_^; ってか、仕事に慣れたら慣れたで色んな仕事をふられてしまいまして・・そこはそれブラック企業ですからw。

ってことで、来年こそは何かアウトプットを出さねばヤバイと思いながら今年を総括する的なエントリーをば。

まぁ、何と言っても自分の今年の一番大きな出来事は転職なわけですが、小さな出来事としては今年は例年になく家電を買い換えた1年でした。花粉症の時期も快適に過ごせるようにJetClean(あれ、AirEngineに名前変わってる?)を購入したのを皮切りに(いや、まぁ買ったのが微妙に遅くて効果をいまいち感じ取れなかったのが今では良い思い出ですけどw)、梅雨の衣類乾燥や夏場の除湿に大活躍してくれてた除湿機も古くて重くて部屋間の移動に難儀してたからカンキョーの最新型に買い替えました(いや、これ軽くてマジでお薦め)。

その後は家の電話を、スマホを子機に使えるPanasonicの電話機に買い換えました(いや、これスマホで(電話機を通して)通話が出来たり留守録が聞けたり便利は便利なのですが、微妙に残念だったというか今後に期待したいのは、FAX機能ですね。FAXをPDFに変換してスマホで見れたり、あと常時wifiにつながっているのが前提なのだとすれば、登録してあるメールアドレスに留守録を音声ファイルにして添付ファイルで転送してくれたりする機能があるとパーフェクトなのですがね)。

最後は最近俄然興味が出てきているハイレゾ音源を再生できるようにシステムステレオをHAP-S1に買い換えました。コストを抑える為かアンプは最新のデジタルアンプであるS-Master HXじゃなくて何とアナログアンプらしいのですが、自分的にはこれがむしろ良かったというか正解だったように思います。イメージだけかも知れないけど、何となく音が柔らかい気がするし、まだエージングが終わって無いスピーカーもこれからに期待感を抱かせてくれるに充分な鳴りがしてます。

個人的にはピアノの響きが好みだったのと管弦楽器が耳障りな音色じゃなかっただけで満足なのですが、基本的にはあっさりした味付けなので人によっては物足りないかも知れません。間違いなくハードロックやディスコミュージックを聴くよりは、Natalie ColeやNorah Johnesとかのしっとりとした女性ボーカルを聴く方に向いてる気がします(つまり自分好み)。

で、手持ちのCDをせっせとリッピングして聴いてますけど、ハイレゾじゃない音源でも高音質化するDSEEの効果がどれほどのものか気になる人もいることでしょう。自分的にはCD(44.1kHz/16bit)の音源はプラシーボくらいの違いしか感じませんでしたし、圧縮音源はDSEEで補正したところで、あまり満足できる音ではありませんでした(ってか、普段はスマホで圧縮音源を聴きまくっているのに勝手なもんですよねw)。DSEEの効果を感じるには上位機種のHAP-Z1ESか、もしかしたらヘッドフォンでじっくり聴いた方がいいのかも知れません。

そして、サンプルで幾つかハイレゾの音源が購入時から入っているのですが、これは流石に一段とレベルが違う音がします。音の広がりの違いが自分程度の耳でもはっきりと聴き取れます。これを体感してしまうともう全てハイレゾで楽曲を揃えたくなってしまいますが、それにはお金がかかってしゃーないですね(メーカーの思う壺なわけだw)。ただ、いまだとHAP-S1とスピーカーのセット購入でmoraで使える2万円分のクーポンがもらえるキャンペーンをやっているので、少しお得です。

あとこれ、スマホやタブレットで操作できるアプリが用意されているんですよね。この手の機器は楽曲が増えた時の操作性がいつも問題になると思うのですが、スマホやタブレットなら大量の楽曲の閲覧も容易だしプレイリストも含めて管理できます。それと、なかなかの優れものだと思うのが楽曲を解析して自動で分類する「おまかせチャンネル」という機能です。楽曲が増えるとプレイリストでの選択すら面倒に感じる自分には、その時の気分でチャンネルを選べば自動で選曲してくれるこの機能はぴったりです。

それにこのアプリ、UIがXperiaのWalkmanアプリと共通しているので、ユーザーの自分には買ったその日から何の違和感もなく使えました。人によってはこういう微妙な囲い込みが気になるのかも知れませんけどね。

とまぁ、ステマ全開?のエントリーですが、残念な部分が無いわけではありません。まず最初に気に入らないのは、インターネットラジオのvTunerには対応しているのに、radikoには対応してません。日本で聴くならradikoの方が使いでがあるような気がするんですけどね。それと自社サービスのMusic Unlimitedに対応していないのも最近One Sonyを標榜しているわりには何とも残念な感じがしてなりませんが、ファームアップデートでいずれ対応してくれるのではないかと密かに期待してます。

ダメ押しに、パソコン上の音楽ファイルを同期するアプリがあるのですが、これがフォルダーの作り方が微妙に自分の好みに合わないんですよね。。でも、ネットワーク上にドライブが見えるので、手動でコピーすれば無問題(それにこの仕様なら自分で同期アプリを作ることも可能だから致命的な問題では無いか?)。

それと散々スマホとタブレットのアプリを褒めたあとで何なんですが、やっぱりPCからも操作したいんですよね。その辺り、AIRアプリで作っておけばiOSやAndroidはもちろんのこと、WindowsやMacにも簡単に対応できるのだからメーカーの皆さんはもっと活用を考えるべきだと思うんですけどね?

で、ようやく締めに入るところから本題なのですが(相変わらず前置きが長い)、こういうスマホを軸にした機器連携が今後もっともっと進めばいいのになぁと思うわけです。お風呂が沸いたとか洗濯が終わったとかの単純な通知でもいいし、先のシステムステレオの例のようなUIを拡張するような使い方も便利だし、場合によってはスマホ経由でクラウドのリソースを使うとか、wifiでスマホとつながって協調動作することで以前では考えられなかったようなことが家電(と言うかリソースの限られてる組み込み機器)の世界で出来るようになりそうです。

例えばバルミューダの製品はデザインや機能が素晴らしいので基本的に好きなのですが、UniAutoというスマホとの連携機能を今後実現していくみたいなのでとても楽しみにしてますし(SDKが公開されたら更に面白そうですが)、家電のスマホ連携の流れに先鞭をつけたPanasonicにもすごく期待してます。

常に肌身離さず持っているスマホだからこそ、それをハブ(核)にして家の中の状態の把握や全ての機器をスマホで制御ができる時代が実はついそこまで来ているのかも知れませんね。実際、自分は今後もいろいろな家電を買うと思うのですが、スマホとの連携機能を持っているのかどうか?というのがひとつの重要な判断基準に今後はなるでしょう。

そういうスマホセントリックな生き方の実験を今後してみるのも面白いかも知れません。